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【ラジオ英会話2019】Lesson13:前置詞 into は「〜の中に」だけでは物足りない!基本イメージを抑えよう

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前置詞 intoは「〜の中に」と訳されますが、単純にそれだけではない他の使い方もあります!

僕は、受験生の時には into = 「〜の中に」としか覚えていなかったので、他の使い方を理解せずにイディオムをただ覚えているだけでした。

今回、into が衝突や変化などを表すことを学んだことで、より多くの表現に対応できるようになる気がします。

それだけ単語のイメージを掴むことは重要なんだと気付かされました!

 

 Lesson13

ダイアログ

Husband:What's all this noise about?

Wife:It's the cram school students again. The night class just ended.

Husband:Why is that boy lying on the ground? Is he OK?

Wife:I saw what the kid did. He crashed into the fence.

Husband:Should we call an ambulance?

Wife:No. He's getting up, and everybody's laughing now.

Husband:Kids today have no common sense. They're always looking at their phones while riding their bikes.

Wife:I know. They need to be more careful.

Husband:They also need to be quiet outside during the nighttime!

(ラジオ英会話 4月号 Lesson13 P66より引用)

夜の騒音、というか騒ぎ?についての会話ですね。

学習塾の生徒たちが、塾が終わって外で騒いでいるシュチュエーションから「最近の子供たちは...」みたいな会話内容です。

 

確かに、最近は子供だけに関わらず、ながらスマホが増えています。

この夫婦の言っていることはもっともですね!僕も気をつけなければ!笑

 

文法のポイント

其の1:疑問詞を使った疑問文のポイントは3つ
What's all this noise about?
(このやかましい音は一体なんなんだ?)

 疑問詞を使った疑問文は、文の中に穴が空いているのが特徴ですね!その空所が、質問されている内容になります。

テキストでは、「3点セット:①空所、②疑問詞(wh 語)による指定、③疑問形」に注意すると記載されています。

 

この文では、前置詞 about の後ろの名詞が抜けているのが分かると思います。ここを尋ねているのですね!

そして、疑問詞による指定となりますが、これは疑問詞によって人、モノ、時、場所と指定する内容が異なります。

この文は what で始まっているので、モノを尋ねていると指定していますね。

そして、最後は疑問形の形にすることで、疑問を明確にしています。

 

疑問詞を使った疑問文は、以上の3点を意識することで、これまで以上に作りやすくなると思います!

3点セットの意識は重要!ってことですね。

 

其の2:wh 節のポイントは平叙文
I saw what the kid did.
(その子が何をやったのかを見ました。)

もうひとつは wh 語(what や who 、how など)を用いた節を確認します。先ほどの疑問文との違いは、疑問形ではなく平叙文となることです。疑問形を含まないため、相手に尋ねる意識は無い、ということに注意しましょう。

節になるので、文の中に置かれることで意味をなします。この場合は、saw の目的語となって「その子がやったこと」を表しています。

 

この様に、wh 語による疑問文の形と、節の形は区別ができるようにしておきましょう!

音読音読ですね!

 

KEY SENTENCE

He crashed into the fence.
(彼はあそこのフェンスにぶつかったんです。)

into は、「in + to」で「中に向かう」から「内部へ」という基本のイメージが出来上がります。

ですが、今回は「ぶつかる」という意味で用いられていますが、これも基本の「内部へ」を理解していればすんなり腹落ちするはずです。

 

into の「内部へ」の動きは「めり込む」というイメージが感じられます。フェンスへめり込む、とイメージすれば「衝突」へ広がると理解できるのではないでしょうか?

また、「別の状態の中に入る」イメージから「変化」という意味で使うことができます。

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総合英語FACTBOOKより

それぞれ例文で確認してみましょう。

  1. I bumped/ran into Ken on my way home. 
    (家に帰る途中、ケンにバッタリ会った。)
  2. I'm really into yoga now.
    (今はヨガにハマっています。)
  3. They promised to look into the matter.
    (彼らはその件について調べると約束してくれた。)
  4. I'm sure your son will grow into a fine young man.
    (あなたの息子さんはきっと立派な若者に成長すると思いますよ。)

 1.は「ぶつかる」という意味の bump と「衝突」の into で「バッタリ会う」イメージは理解できるのではないでしょうか?道の角でバッタリ会うような感じを想像すれば分りやすい気がします!

 

2.の be into は「内部へ入り込んでいる状態」を表しています。そこから「ハマっている」と表現することができます。結構多用しそうな表現なので、ここで押さえておきましょう!

 

3.の look into は説明するまでもないですね。きっと!笑

そのまま「中に目をやる」から「調べる」という意味が出来上がります。

そして、4.は変化を表す into の使い方です。これは先ほど紹介しましたが、「今とは別の状態に入る」イメージから「変化」という意味が生まれたんですね!

 

この into の逆の意味の「中から外へ」を表すのは out of になることも押さえておくといいでしょう!

 

意外と知られていない into の使い方(実は結構知ってる人多い?)を基本のイメージから学習できました。単語の基本的なイメージを理解しておくことの重要性は日に日に認識していますね。

僕にとっては「目からウロコ」な部分が多く、本当に参考になります。

これからも頑張って継続していきたいですね!