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【ラジオ英会話2019】Lesson8:「〜について」の意味を取る前置詞を学ぶ!over、about、on

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昨日に引き続き前置詞 over について学習します。

「〜について」の意味を取る前置詞としては over、about、on が挙げられますが、どうしても受験生時代に覚えた、about = 「〜について」がアタマから離れません。

逆に、over や on に「〜について」と意味があるのは、正直あまり分かってなかったです。。。

 

ですが、これを機に、しっかり学習して覚えたいと思います!

 

Lesson8

ダイアログ 

Kana:Tony, what happened to your shirt?

Tony:Well, I had just bought a coffee when this guy bumped into me, and coffee spilled all over it.

Kana:Oh, no! Don’t you have an important meeting later this morning?

Tony:Yes, and I don't have a spare shirt. What am I going to do?

Kana:Look, there's no point crying over spilt milk.There's a clothes shop nearby, so I'll run over there and get you a new shirt. Problem solved!

Tony:Wonderful. What would I do without you?

(ラジオ英会話 4月号 Lesson8 P46より引用)

ダイアログの内容は、コーヒーを買った時に人とぶつかって、シャツにこぼしてしまった話です。実際にありそうなシチュエーションですね。

今回は社内で起きたことですが、最近はコンビニでも挽きたてのコーヒーが手軽に買えるようになり、コーヒーを持ったまま誰かとぶつかることはありそうですね!

 

文法のポイント

if 節のない仮定法の確認
What would I do without you?
(君がいなかったら、僕はどうするだろう?)

この文は、if 節がない仮定法です。仮定法は必ずしもif 節を伴う必要はありません。

文脈などから判断できる場合は必要ないのですね。

今回は、「実際にはそうでない、事実に反する」ことを表した仮定法です。

 

そして、この文の without you にif 節のニュアンスが集約されているそうです。

それは、「(君は実際いるけど)もしいなければどうすればいいのだろう」といった訳からも分かるでしょう。

そしてご存知、仮定法では過去形を用います。will ではなく would です!

これは、現実との距離感を過去形で表しているのですね。

 

受験生時代は、仮定法は過去!とだけ覚えた記憶がありますが、その理由をしっかりと覚えることで、対応の幅が広がるはずです!

 

今回のKEY SENTENCE

There's no point crying over spilt milk.
(終わったことについて嘆いても仕方ない)

 there is no point -ing は「〜しても何もならない、取り返しがつかない」ことを表します。 cry over 〜 は「〜について(関して)泣く」という意味になりますが、なぜ over に「〜について」という意味があるのか!?

 

僕も最初は「???」でしたが、イメージから考えると腹落ちします!

 

まず、over のイメージを思い出してください。そうです、「上に円弧」ですね。

円弧ということは、転がっている何かを超える感じがしますね。乗り越える感覚です。このイメージが分かればもう簡単。

cry over は、出来事を「乗り越えた」ことを振り返って泣く!と考えると分かり易いのではないでしょうか?

 

over の上に円弧でもう一つ例文があります。

The game is over.
(試合は終わった)

 be over = 「終わる」、という意味となりますが、先ほどと同様に「乗り越える」と考えるとこちらも簡単です。

試合を「乗り越えた 」、ということは、試合が終わった事を意味しますね。

 

今回は「〜について」の前置詞として、about と on に関してもそのニュアンスん違いを確認してみましょう。

about の「〜について」という意味は多くの人が知っていることだと思いますが、on にも同じ意味があります。意外と知らない人もいる?のかもしれませんね。

He gave a talk about cats.
He gave a talk on cats.
(彼はネコについての話をした)

about は先日も学習した通り「〜の周り」、しかもボヤッとした感じで取り囲んでいるイメージですね。なのでネコについて色々な話をしたということになります。

反対に、on は「接触」を表すので、ネコそのものについての話をした、といったニュアンスとなります。 

 

 同じ「〜について」と訳されるのですが、ニュアンスは全く違うということがお分かり頂けると思います。

 

ちなみに、on には専門的というニュアンスが取れるので、論文などでよく使われます。about は論文では使われないそうです。

 

今回の学習で、日本語訳は同じでもニュアンスが全く違うことが学べました。

単語の意味だけでなく、イメージをしっかりと確認しておくことで、会話の幅を更に広げていきたいですね!

 

それでは!